読書の日記#114ダラダラと本を読むのは楽しい

お久しぶりです。5日位ブログを放置しました。理由はどうも書くことがなかったからです。
面白いことを書こうと思うあまり何か空回りしてやる気が無くなってたんですよね。
でも今日買い物沢山して勿論本も買ったら、またやる気が戻ってきたのでブログ再開しました!

今はダラダラと保坂和志カンバセイション・ピース」を読んだり、永江朗「私は本屋が好きでした」を読んだりしてます。
永江朗「私は本屋が好きでした」は所謂ヘイト本がどうして蔓延ってしまったのかについて書かれてるんですが、これが面白い。
まず前提としてヘイトスピーチは人権侵害で、それを助長するようなヘイト本は基本的に許されないと私は考えてます。ただ、何がヘイトに当たるのかの認定がとても難しいから安易なヘイト認定も考えものだとも思ってます。
本屋でヘイト本見かける度に萎えてたんですが、このヘイト本の流通は思ったよりもシステマチックというか本の流通の穴を上手く利用したものだなぁとこの本を読んで気づかされました。
配本システムによるシステマチックな本の卸売りの穴をついて世に蔓延るようになったのが数々のヘイト本なのかなと思うと、これ考えた人頭いいな……と思う。まぁ悪い奴ほど頭いいんだろうけど(正直売れてるヘイト本ってビジネス右翼感あるからある種の信者商法に近い)。
こういう頭のいい悪い奴のやり口を見るとゾクゾクするので興味深く面白かったです。