読書の日記#131「心の病気ってなんだろう?」を読み終わる

毎日本を読む習慣がようやく戻りつつある私です。本を読むのは楽しい!

昨日読み終わった松本卓也「心の病気ってなんだろう?」について感想を書いていこうと思います。
現在進行形で軽い双極性障害気味の私にとっては全く他人事じゃない話のため、割とガッツリと読んでしまいました。
個人的に精神の病気は脳の病気であり、「心の病気」って表現されるとなんか気持ちの問題で軽いものだと思われやすいからこの表現嫌いだったんですけど、この本を読んで精神の病気は「心」という主観的な部分もちゃんと射程に入れないと治せないんだなと思い直すようになりました。
この本は中学生向けに書かれた本なので、かなり読みやすいので、精神の病気についていまいちピンと来ない人にはオススメです。
心の病気ってのは主観が伴う側面があり、治すというよりも寛解するという方向に進むもので病気と付き合うにしてもクセが強いです。そのクセと一生付き合わなければならない人もいるでしょう。
ただ、同書でも言われていますが、そんな人でも快適に生きていける心のバリアフリー化が進めば万人にも生きやすい社会になると思うので、今の時代は心の病気とともに生きる時代なのかなと思いました。