読書の日記#130「コロナ禍日記」を読み終わる

順調に毎日ブログを更新してたあの日々を取り戻しつつあります。とか言っておいて普通にサボるのが私なのですが……

今日は本を読む気力が起きなかったので映画「ハッピーデスデイ」を見てました。テンポの良い展開に死を繰り返す主人公のキャラの良さが相まってとっても面白かったです。

ということで今回のブログは土日に読み終えたタバブックス「コロナ禍日記」について書こうと思います。
「コロナ禍日記」はその名前の通り、日記本です。昨年4月からの緊急事態宣言の時期に書かれた日記を集めた本です。左右社から出ている「仕事本 わたしたちの緊急事態宣言」と比べると左右社の本が仕事という点でまとまっているのに対し、タバブックスの本は本当に個人の日記を集めたような雑多な印象を受けました。
個人の日記を覗けるような楽しさがあるため、書き手の癖が強いのが特徴だなぁと思いました。読んでて正直「なんだコイツ?!」ってなる人やゲラゲラ笑える文体で書いてる人とか、何か友達になれそうって文体で書いてる人等、色々な人がいて個性が溢れてるところは日記本の良さが出ていたと思います。
緊急事態宣言が延長され、今でも緊急事態宣言が続きつつもどこか自粛慣れしてしまっている今、去年の緊急事態宣言の頃の日記本を読むとその緊張感に身が引き締まると思います。