読書の日記#52「プルーストを読む生活2」を読む生活②

気圧のせいなのか寝不足のせいなのか何か調子の悪い私です。

今日も「プルーストを読む生活2」を読んでました。
この本はプルーストの「失われた時を求めて」を読みながら書かれた日記なのに脱線に脱線を重ねて大体プルーストの話はしていないというある種のめちゃめちゃな本です。でもこの脱線が面白さを占めていて、これが本当にプルーストを読む読書日記だったら面白さは半減したんじゃないかとすら思います。
面白い脱線ってなんだろう、っていうのが今日のお話です。あるテーマ通りこなしていれば少なくても外さない話が出来ると思うんですが、脱線になると無駄な脱線だと聴き手・読み手の反感や不評を買ってしまいます。面白い脱線って結局は面白い話が出来るかどうかで決まってるのかもしれません。
面白い話が出来るかどうかは話術とかもあるかもしれませんが、本だと文体もあるかもしれませんが、書き手の純粋な知性がキーになるのかなぁと思いました。
私も面白い脱線が書けるように頑張ります!