読書の日記#102「天国と、とてつもない暇」、「西一番街ブラックバイト」を読む

年末年始休暇四日目、今日は昼寝して本を読んで昼寝して仮面ライダードライブを観て昼寝してた。よく寝た1日……

今日は最果タヒ「天国と、とてつもない暇」と石田衣良IWGP西一番街ブラックバイト」を読みました。

最果タヒ「天国と、とてつもない暇」
正直言って私には詩の造詣がない。なので何がいいのかよくわからん。でも最果タヒさんの作品を読んでる時はよくわからんけど面白い!って気持ちで読んでる。
よくわからないけどおもしろいってめちゃめちゃ面白い感覚。これぞ読書の醍醐味。

石田衣良IWGP 西一番街ブラックバイト」
石田衣良は時代を切り取るのが上手い作家だと思う。男女の恋愛を主題にすると石田衣良特有の酔った感じが気持ち悪くて苦手なんだけど、そういう話じゃないとその石田衣良特有の酔った感じが独特のセンスに昇華されて面白くなる。
タカシやマコトも歳を重ね、結婚がちらつく年代になったからか、最初の頃にあった勢いは落ち着き代わりにある種の達観による落ち着きが見えるようになったなぁと思った。長期シリーズでちゃんとキャラが歳を重ねて変わっても根幹となる面白さが変わらないのは上手いなぁと思った。