読書の日記#30

このブログも開始してとうとう30日になりました。1ヶ月書き続けたのは偉いのでは?!という気持ちで一杯です!!!!!
ただ、昨日アプリから更新した時にちょっと思ったことがありまして。それは、アプリから更新すると打った文字数が見えるんですがそれが少ないこと!大体500字もいかない位で終わっていたので、次の1ヶ月は500文字以上打てるように心がけたいです。大丈夫、500文字は140×4で余裕で越えられる。つまり、4ツイート位の文字数!毎日奇天烈なことを数十ツイートしてるんだから行けるはず……多分!
世の毎日ブログを長文更新してる人はすげぇなぁと思いました。

今日の読書はヴァージニア・ウルフ灯台へ」です。あと少しだったので読みきりました!読み終わった……!第一部のときはこれ読み終われるのかな……と不安でしたが第二部で時代が変わり、第三部に入ってからは面白くてすいすいと読めました。
この小説は語り手よりもラムジー夫妻に着眼点が置かれていて、この夫妻が周りからどう見えてどう影響を与えているのかの方が重要なのかな、と思いました。これは訳者後書きに書いてあったことなんですが、ラムジー夫妻には著者ヴァージニア・ウルフの父親と母親が投影されてるそうです。だから、ラムジー婦人は結婚こそ幸せ!みたいな価値観の人だったのかなぁと思いました。結局誰とも結婚せず結婚に重きを置いていない、当時からすると新しい女性の考え方を持ったリリーの、ラムジー婦人への屈折しつつもまっすぐな重い感情は著者の母親への感情が投影されているように思えました。
今回の翻訳は読みやすくて良かったんだけれども、それとは別にヴァージニア・ウルフは言葉を重視する作家さんなので彼女の選んだ言葉選びそのままの文章で読んでみたかったなぁと思いました。つまり原書で読みたい。余力があったらいつか読みたいです。

次は読む読む言ってて全然読んでなかった伊藤計劃さんの著作を読んでいこうと思いました。まずは「虐殺器官」から読もうと思います。