読書の日記#27

今日は一日天気が悪かったので家に引きこもってました。読書三昧かと思ったら、布団に入って本読んでるうちに寝ていたので寝てばかりの休日になってしまいました。勿体ない。

そんな中でも映画を観たり本を読んだりと出来たので良かったです!

阿久津隆「読書の日記」の中にも出てきた「アズミ・ハルコは行方不明」を観た後に、「読書の日記」を読んでいたら、また「アズミ・ハルコは行方不明」の話が出ていてテンションが上がった。「読書の日記」は自然体で書かれてるから、フラットに読めるので常にベッドの横に置いていたいような本なんだけど、ここまで自分の生活をフラットに文字にして出版出来るのも著者が本を読む生活を助ける仕事をしているのが大きいんだろうなと思った。人生が読書に支えられつつもそれを自然なこととして受け止めてるのがすごい。鼻につかない文章を書けるのは著者の性格の成せる技なのか。

そして、どうも調子よく読み進められないヴァージニア・ウルフ灯台へ」は第一部がようやく読み終わり、半分を越えてきた!第一部はまとめると登場人物達の日常を描いたようなのんびりしたお話だったという印象。書かれた時代が時代なので登場人物達の価値観は今の時代とは相容れない部分もあるんだけどそれでも今でも通ずるようなところがあるのが面白かった。ラムジー夫人の貞淑なようで奔放なところは割と好きです。
第二部でどう話が移るのか楽しみです。