読書の日記#128積ん読という罪を抱えて生きる

本を積んでるのに本を買ってきてしまう。そんな私です。

積み本の山で部屋が圧迫されているのにいい感じの本屋に行くと本を購入してしまうのは本屋好きあるあるだと思います。本屋に行くと脳がバグって買いたくなるんですよね……
積み本を眺めてると読書欲がスゴくなるので悪いことばかりではないんですが、あまり積みすぎると何買ったか忘れて二冊買っちゃうことがあるのでなんとかしたいところです。
正直積み本を作ることにもう抵抗感ないので(こら!)積み本の中で生活してる状態なんですが、やっぱり唯一の難点が置く場所がないことなんですよね。最近は金欠もあって積み本消化に勤しんでいるんですが、やっぱり部屋はきれいでスペースがあった方がいいですね……
そんな感じで積み本を読んでます。今日は上手くいけば日付変わる前には二冊読み終わりそうな感じなので明日は読み終わった感想日記にしたいです。

読書の日記#127「ちょっと怠けるヒント」を読み終える

こんばんは。ブログを毎日更新する生活を取り戻そうともがいている私です。

今日は松山巌「ちょっと怠けるヒント」というエッセイ本を読みました。この本はタイトル買いをしたんですけど、予想と違い思ったよりも色んな方面に示唆にとんだ内容の濃い本でした。
この著者も脱線が上手い。脱線が苦手で面白いブログが書けないことを悩んでいる私からすると本当に羨ましい……
本の内容はどんなこともカチッと詰めるのではなく「間」を作るのが大切という感じるで、なるほどなぁと思いました。
現代は生産性を旗に掲げ、脱落を許さない側面が強い結果その緊張感から却って耐久性が脆くなってます。怠ける=間を作ることで、より強固な人間になれるってのは同意です。
なにより間がないと人生楽しくないですしね!!!間ばかりで本読んでる私は人生楽しいです。

読書の日記#126「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」を読み終わる

ポケモンパンのピカチュウのパウンドケーキがどこにも売ってなくて萎えてる私です!第一パンさんは早急に全国に売ってほしいです。

今日は高山なおみ「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」を読み終えました。あんまり読書が捗らなかった時にざーっと読んだエッセイ本です。
この本はどことなく不安定なところが特徴だなと思いました。著者が料理家になりつつある過渡期に書かれた日記がベースのエッセイという辺り、まだ何者でもない不安定な心情が出ててどこか厭世的でふわふわとした内容になってました。
かといって学生時代のような無謀な地に足の着いていないふわふわした内容ではないのは、著者が三十路を越え離婚も経験している社会人であるのが大きいのかと思います。
社会人になると、学生時代とは異なりまだ未来を信じていられるので、どこか明るいんですが、社会人になると世間を知ってしまい、等身大の自分以上を求めなくなる。
そんな、地に足の着いているふわふわした不確定な中に生きてる人の文章で面白かったです。

読書の日記#125他人の日記を読むのは楽しい

今日から仮面ライダーゴースト観始めました。シュールな作品という第一印象ですがどうなるんでしょうか?

今日も読了本は特になかったんですが、タバブックス「コロナ禍日記」を読んで、日記って人の個性が出るなぁと思いました。1日に3人位の日記を読んでるんですが、何かコイツとは仲良くなれねーな……って思う日記を書いてる人とか、独特の感性で面白く日常を書いてる人とか、特殊な状況下での日常を淡々と書いてる人とか色々な人がいて面白かったです。個人的に文章が鼻について気に入らない日記が1つだけあったけど、多分私とその人は相性が悪いんだろうな……(笑)誰とは言いませんよ!!!!
日記本読むのめちゃめちゃ好きなんだけれども、自分じゃない他人の生活を追体験出来るのが楽しいです。どんな人も自分じゃ体験できない1日を送っているので、「普通」の人の日記だろうがなんだろうが割と楽しく読めるんだろうなと思いました。
私がTwitter好きなのも短時間で他人の日記のような生活の断片を気軽に読めるからなんだろうな……

読書の日記#124ダラダラ本を読むススメ

こんばんは!またしてもブログをおサボりしてしまった……本は読めてるんだけれどもどうもブログに起こす気にならなかったのが原因。あと地味に厚い本を複数バラバラ読んでるので読了本が出てないのも大きい。

今日は低気圧のせいか、なんともいえない怠さに負けてダラダラと仕事をしてダラダラと読書をしている。
ちなみに今読んでる本↓
松山巌「ちょっと怠けるヒント」
高山なおみ「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ」
タバブックス「コロナ禍日記」
平凡社「夜ふけに読みたい数奇なアイルランドのおとぎ話」
HAB「新潟」
保坂和志カンバセイション・ピース
マーク・チャンギジー「〈脳と文明〉の暗号」

……多い!
これらを気分で入れ換えながら読んでるのが最近の私です。今日はどうもやる気がでないので読みやすいエッセイ系の本ばかり読んでる。
精神患ってからどうも気圧でやる気が左右されてしまうようになっちゃったから前よりよわよわ人間になってしまったのが惜しまれる。昔は気圧なんかに影響受けなかったのに……!
とりあえずそんな感じでゆるゆる生きてる人が書いてるブログです。

読書の日記#123「学術書を読む」を読んで学術書を読むことを考える

今日は休日だったので本をずっと読んでたら、四冊も読み終わった……2月前半どうも調子が悪かったのが戻ってきたのかな?

今日は鈴木哲也「学術書を読む」を中心に今日読み終わった本の話をしていこうと思う。

まず「学術書を読む」だけれども、この本のコンセプト自体は共感できるし、丁寧に選び方を書いてくれてるんだけれども、ある程度大学とかで専門を身につけた人じゃないと実戦は厳しいんじゃないかと思った。
個人的に読書は快楽に過ぎないと思ってるから私が学術書と言われるものを読むのは単なる知的好奇心なんだけど、そこから一歩踏み込んで自分の血肉の教養にするための本だなぁと思った。個人的には本なんて何となくで選んでいいと思うんだけど、学術書がピンキリなのは事実なのでこの本を指針にして外れを引かないように気を付けるのは有益なのかなとも思った。序盤で転けると変な方向に転がっていっちゃうしね。

あとは、星新一「おのぞみの結末」を一気読みした。星新一は何読んでも面白いからすげぇなって思う。起承転結をあの短さでやりとげる文章力ほしすぎる。

そして、古谷嘉章「人類学的観察のすすめ」を読み終わった。人類学のことはさっぱりわからないけど、日常にある世界を別の切り口から見る本としておもしろく読んだ。
見方を変えて面白い脱線が出来るようになることが今年の私の目標なんだけど、この本を読むと面白い脱線をするには根底に確かな知性がないと難しいんだなと思った。なので読書を頑張らない程度に頑張りたい。

最後は吉澤康子+和爾桃子「夜ふけに読みたいイギリスの奇妙なおとぎ話」。これも面白かった。前作とは異なり今回はあまり日本で流通していない話がセレクトされてた。読んだ印象は前作と同様で、イギリスらしい皮肉と美徳を伝える為の道徳の両面を併せ持つ日本とは少しテイストの異なるおとぎ話で面白かった。心の優しいとされてる人がケチな魔女から金かっぱらうなんて日本じゃ民話にならなそう……w

読書の日記#122読書が捗らない時の読書ブログの在り方について考える

今日は何故か気分が重く、どうも頭がスッキリせず重くて読書も仕事も捗りませんでした。

今日は仕事が終わってからベッドで横になり、「人類学的観察のすすめ」や「夜ふけに読みたいイギリスの奇妙なおとぎ話」を読んだり、新しく星新一の「おのぞみの結末」を読み始めたりとダラダラと捗らない読書をしてました。
こういうあんまり調子がよくない時が突然出てきちゃうのが精神の病気の嫌なところ……。こんなときは短編や掌編の本等読みやすい本を読んで読書ブログを続けるのがいい方法なのかな?と思う。
他方で体調がよろしくないときに読んでも本来その本が持ってる面白さを汲み取れないのではないか?という気持ちにもなる。万全な体調で挑んで全力でブログ書いた方がいいのかな?とも思う。
まぁ、体調が悪い日が大体の私には緩くその時楽しめる本を読むしかブログ続ける道はないんですけど……
そんな感じの緩いブログです。