読書の日記#117「白いメリーさん」を読み終わる

最近夜10時近くなると眠くなる。朝5時に起きて夜10時に寝る生活、まるで老人みたいだ……。

今日は中島らも白いメリーさん」を読み終わった。これは表題作を含めた短編集なんだけど、どれも一風変わった癖のある話で面白かった。中島らもは何作か読んでいて、「超老伝ーカポエラをする人ー」と「今夜、すべてのバーで」を読んでいる。「水にも似た感情」は積み本の山のどこかに埋もれてる。
白いメリーさん」は「超老伝」に近い不思議な小説だと思った。少しずれた人達が織り成す物語を少しずれた人達が囲んでいる、少しずれた感覚がたまらない。読んでてめちゃめちゃ楽しかった……。こういう頭のネジが何個か吹っ飛んでる(何個か吹っ飛んでるのが重要で全部吹っ飛んでるのはまた違う)話は読んでて不思議な気持ちになるから好きだ。