読書の日記#9

連休明けの出勤で疲れた脳に読書はなかなか厳しいものがあると実感した。

今日は通勤中に柿内正午著「プルーストを読む生活」を読んでいた。この本の面白さはよくわかんないんだけどとにかく面白い。プルーストの話よりも脱線話の方が多いというかそれがメインなんだけど何故か面白い!すごい!
阿久津隆著「読書の日記」もそうなんだけど、他人が読書しながら生活を営んでいる様子を読むのが楽しくて仕方がない。きっと他人の生活の中でのポジティブな思考回路を覗き見しているのが楽しいからなんだろうけど。Twitterでも推しに狂ってる人を見るのは面白いのでそれの読書版みたいなものかな?
他人の人生を見るのは面白い!そこにその人なりの思考回路が乗っかっているとより面白い!私もそういう面白いブログを書きたいと常々思っているけど、自分で読み返す度に何か狂気が足りないかな?って思っていつも自問自答している。
これ面白いのか?

風呂上がりの読書タイムは伊坂幸太郎著「火星に住むつもりかい?」を序盤だけ読んだ。伊坂幸太郎は社会的なメッセージを物語に組み込むところが上手い作家の一人だと思っているので万人にウケてるけれども思ったよりも思想の強い人だと思っている。今回は現代の魔女狩りをとりあげて正義の暴走と大衆の悪趣味の最悪の融合による地獄を書こうとしているんだろうなと思った。読むのが楽しみである。