読書の日記#8

四連休も今日で終わりです。皆さんいかがお過ごしでしたか?私は大体家で本読んでました。

今日からヴァージニア・ウルフ著「灯台へ」を読み始める。冒頭30Pほど読んだけれどもちょっと読みづらさを感じたので、調べたら「灯台へ」って少々読みづらい部類の小説と出てきたのでちょっと安心した。今のところ、ヴァージニア・ウルフってフェミニストの文脈で名前をよく見かけたからそういう感じなのかなって思ったら奥さん割と貞淑な感じでびっくりした。
この先挫折せずに読みきれるか不安でもあるけど読了目指して頑張るぞ……

そして、今日思ったよりも早くトマス・モア著「ユートピア」を読み終わった。多分半分くらいしか理解してないけど……
この本を理解しきるには当時の歴史的な背景を理解している必要があると感じた。私は歴史が苦手なのでそこら辺は何となくで読んでしまった……ただ、根幹はユートピアの社会秩序を持ち出すことでこの世界の仕組みのあり方について考えさせることにあるので、歴史の部分は取っ払っても読めるとは思う。
これはTwitterでも呟いたけど、ユートピアって言葉は一般的に流布されてる使い方だと自由で開放的な理想郷のニュアンスがあるのに、トマス・モアの書いてる「ユートピア」は原始的共産主義的というか今で言うところのディストピアの方が近いような感じがあるのが読んでて面白かった。
当時だとまだ共産主義の概念が出始めてそこに希望を持っていた頃だからこういう形になってるのかな。私はトマス・モアの言う「ユートピア」には住みたくねぇなぁ~とか、やっぱり「ファクトフルネス」で言ってた通り、時代を経るごとに社会ってよくなってるんじゃね?!とか思って、なんか今生きてて良かった~って読み終わった後に思ったのが正直な感想。

次は「ユートピア」が読み終わったので次は何読もうか考えたけれども、「灯台へ」が思ったよりも重そうだからサクッと読めそうな伊坂幸太郎著「火星に住むつもりかい?」にしてバランスを取ろうと思う。

なお、柴崎友香著「百年と一日」と阿久津隆著「読書の日記」は毎日数ページダラダラ読み続けている。多分来週までこんな感じでダラダラ読んでそう。このペースだと「読書の日記」は今年読み終わるのか微妙!急いで読みたくはないけど来年に持ち越したくない心境。