読書の日記#68文学フリマで本を買いまくって本を読みまくったお話

今日は東京で文学フリマが開催されました。日中予定があったので行けないかな?って思っていたんですが閉場30分前に滑り込みで駆け込んで買い物を満喫できました!フットワークはかなり軽めな方な私です。

今日はそこで買った本を読んでいました。その結果、今年100冊目の読了本は友田とん「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する1」になりました!
パリのガイドブックで東京を闊歩するって何?!?!?!?ってなる本ですが、書いてる御本人も「一体これはどういう概念なんだ?!」と考えており、その考え続ける過程が本として形になっている珍しい本です。
1と2を同時に買って、どっちも一気に読んでしまったのですが、訳のわからない概念を「訳がわからない」で終わらせずに真面目に考え続ける姿勢がすごいんですよね、この本。
この本が「思考停止」を嫌っているのは、著者が東京でパリのガイドブックを読んでもどうしても目が滑ってしまうことについて悩んでいる時に起きたノートルダム大聖堂の火災の事件のエピソードでもよくわかります。
本当に訳のわからない本なんですが思考を続けることを貫き続ける姿勢が格好良すぎて本当に面白かったです。

他にもわかしょ文庫さんの「ランバダvol2」もめちゃめちゃ面白かったです。この本はエッセイなんですが、著者の必死に生きている様とユーモアのセンスが核融合していてめちゃめちゃ面白いエッセイ本でした。私が会場に着いたのが遅いとかいうレベルじゃなかったせいで、vol1は売り切れていたのですが欲しすぎてその場で「再版しないんですか?!」とか聞いてしまいました。私も二次創作ですが同人本を複数冊作ったことがあるのでわかるんですが、再版ってそんな気軽に出来ないんですよね……わかっていながら欲しすぎて聞いてしまいました。私のエゴです。そしたら再版してくださるとのことで本当に神はここにいた!!!!って思いました。Twitterでもリプライやフォロバしていただけて本当に神はここにいた!!!!やった!!!!!!って気持ちでした。なので、ランバダが再版したらこのブログでも宣伝したいと思います。

そして、小説島は時間がなくて回れなかったんですが、エッセイ島にあった小説ひじりあやさんの「月の夢」を買いました。
表紙に引かれて買ったんですがこの小説もめちゃめちゃ面白かったです!主人公の夢村月海ちゃんがめちゃんこ可愛いんですよ……脳内CVは小倉唯さんでした。可愛らしい少女が織り成すリリカルで優しい文体で紡がれる優しい物語達はとても面白かったです。

あと、映画についての本を複数冊買いました。そちらは実際に映画を観てからじっくり読もうと思います。

この他にも私が激推ししている「プルーストを読む生活」の柿内正午さんが出されているZINEアカミミも二冊とも買えました。全50P近くの本なのでまだ読めてないのですが、明日読みたいと思います。ポイエティークラジオのリスナーだってお伝えしたらステッカー貰えたので嬉しすぎてスマホに貼りました。ポイエティークラジオもオススメなのでリンク貼っときます。
https://open.spotify.com/show/6VT8qitqKIEvL6LGNi3WS1?si=bC9glw6TTDmYzvhp5F42sg
お便りを出したこともあって読んでもらえて嬉しかったです。明日気を引きしめて読んでいきたいです。

他にも数冊買っているので明日も文フリで買った本の感想を書こうと思います。