読書の日記#7

今日は何だか本を読むのに集中出来ない一日だった。原因は不明。

今日も相も変わらずサイモン・シン著「フェルマーの最終定理」を読んでいた。一つの証明を作り上げるのには歴史の積み重ねがあるってのはどこの学問でも同じ話なんだけれども、それをドラマチックに描ける作者の筆力に感服した。私の専攻は法学で割とガチめに勉強してた部類なんだけど、どの世界でも天才がパッと閃いて新しいものを作り上げることは稀(数学だとラマヌジャンとかいるけど)で、それまでの歴史を学び、そこから新しい着眼点を得るってのはどの学問でも同じなんだなぁと思った。歴史を学ぶことは大切なんだな~。

今日から新しくトマス・モアの「改版 ユートピア」(中公文庫)を読もうと思って、読み始めた。
これ難しくないですか?!ユートピアって言葉は一般的にもよく使われているものだけれども、実際の「ユートピア」を理解しきるのってかなり知識や時代背景を知らないと難しいと思うんだがこれは歴史が苦手な私に理解しきることが出来るのか?!幸先危ういスタートだけれども、ゆっくり読んで、とりあえず読了を目指したいところ。理解できるかは知らない。