モフルンとは愛である~魔法つかいプリキュア!への愛を込めて~

モフルンとは、魔法つかいプリキュア!に出てくるマスコットキャラクターである。大体この枠には妖精などが該当しているが、モフルンは一貫として自己を「ぬいぐるみである」と主張し、妖精であることを否定している。

このモフルンという存在に私はとても心を動かされているが、その理由は一体何だろうか。きっとそれはモフルンが愛の塊であるからである。

モフルンはみらいのぬいぐるみだ。そのぬいぐるみがみらいとリコが出会う奇跡によって動くことが出来るようになった。モフルンの人格自体は元々備わっているものであり、後天的に生じた人格ではない。だからこそ、モフルンはマスコット枠の割に聞き分けがとても良く、比較的人格が出来ているのだろう。

モフルンの人格は、みらいとの思い出の積み重ねの結果なのだ。きっとモフルンはみらいが生まれ、祖母から与えられたその時からみらいを見守り続け、色々な事を共有し続けている(過去形にしていないのは現在進行形でそれが続いているからである)。みらいからの愛を一身に受け、その結果生まれたのがモフルンだ。

モフルンは他者に対して優しい。それはみらいからの愛で満たされた存在だからである。スマイルプリキュアでも、HUGっとプリキュアでも他者(これを親に限らないのがプリキュアの良いところである)から受け取った愛を、他の人に与えるという展開が多い。

受け取った愛は他者に注ぐことが出来る。きっと、モフルンが他者に優しいのは自身の受け取った愛があるからである。それを惜しみなく他者に降り注ぐ存在であるから、モフルンに心を動かされる視聴者が多いのだと、私は考える。